オリーブ石鹸
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苛性ソーダなど
* 石けんのレシピ絵本 p16 参考
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ケーキのクリームのようなこのすべらかな液体、これがこれから石鹸になる原液だ。
石鹸素人のわたしがまず試したのは、基本中の基本であるオリーブ石鹸だ。手順も材料もシンプル極まりないこの石鹸。
この本を眺めてみればオリーブ石鹸はシンプルすぎて物足りない気がするかもしれないが、
石鹸に関しては手元になにも買い置きが無いことだし、背伸びしないでまずはこれから始めよう。
本誌にはお菓子作りで使用している道具をそのまま使用できますよと書かれている。
結局は石鹸なのだから洗えば問題ないのだろう。
よって、わざわざ新たに道具を買い揃える必要も無いんだが、
手元にあるのだから泡だて器とゴムベラは高級なものを使用せずに安いものを専用とすることに決めた。
26th December 2004
オリーブ石鹸
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苛性ソーダなど
* 石けんのレシピ絵本 p16 参考
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型から外してカットしたばかりの手作りオリーブ石鹸。なかなか固まらず心配したが、とりあえずわたしの作業はこれにて終了。
あとは二月までの熟成期間というか化学反応に要する期間を、この状態を保ちつつ気長に待つばかりとなった。
石鹸をこしらえるのはこれが初めてだが、難しく手間のかかる作業とは思わなかった。手作りは、まず本人が楽しめることが長続きの秘訣だと思う。
3rd January 2005
初オリーブ石鹸
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苛性ソーダなど
* 石けんのレシピ絵本 p16 参考
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六週間という、わたしにとって長き化学反応期間を経た初手作りオリーブ石鹸。この日をどれだけ待ちわびたことか。
まず、わたしのこしらえた石鹸でも、きめ細かい泡が立つんだと感動した。そして洗い流したあとのしっとり感に、また驚き満足。
毎年同じ温泉旅館を利用しており先月もまた例外なく休んできたが、
総檜の露天風呂や薬湯、豪華な会席料理、日常と切り離されてゆったりと過ぎていく時間、これらは確かに贅沢。
また、わたしが洗顔用として使用している石鹸は 180g 程度で五千円。これも間違いなく贅沢である。
しかし、この手作りのオリーブ石鹸がひとつ洗面所やお風呂に置かれるだけで、
それ以上の贅沢感が味わえてしまうのだから手作りというものは止められない。
目を引くような色も香りも無い石鹸だけれど Meissen を思わせる質感と生クリームのような泡にただただうっとりとしてしまう。
7th February 2005
オリーブオイルのチョコ石鹸
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クーベルチュールチョコレートなど
* 石けんのレシピ絵本 p16 参考
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7th February 2005 の画像差し替え。
プリン石鹸と同じ作りであるのにもかかわらずチョコレート色がいまだ健在のように見えるのは、
まわりをナイフにてカットしたため。しかし、これもまた保管中に脱色していくのだろう。
クーベルチュールチョコレートを混ぜ込んだことにより、いっそうしっとり感が高まったような気がする。
タオルドライしたあとのほっぺが、いつまでも両手の平に吸い付いてくる。
180g 程度で五千円の石鹸との違いが見つけられないと思っていたが、その石鹸にここまでの保湿力は無かった。
いつまでも続くこの感触は、凄いの一言に尽きる。
18th March 2005
プリン石鹸
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クーベルチュールチョコレート
ターメリックなど
* 石けんのレシピ絵本 p16 参考
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これが来月の十八日に完成予定のお遊び石鹸。
基本部分はオリーブ石鹸で、着色はクーベルチュールチョコレートとターメリックパウダーにて。
このプリン石鹸をこしらえたいがために、底にポッチの付いているプリンをコンビニにて購入した。
クーベルチュールチョコレートにて着色したカラメル部分の色が、
残念ながら日に日に薄くなってしまったんだが、プリンの卵生地部分はそれらしい色合いになったと思う。
9th February 2005
海辺のサンシャインバー
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CAROTINO
EX virgin olive oil など
* 石けんのレシピ絵本 p38 参考
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3rd April 2005 の画像変更。
四月下旬に完成し、そのまま熟成を続けていた海辺のサンシャインバー。
言われていたように色あせたが、目の覚めるようなカロテン色からほんわかとした優しい印象になったので、わたしとしては嬉しい結果だ。
使い心地のよさは不変。
これまでドラッグストアに並ぶいろいろな商品に目移りしていた自分だが、
ヘアケア、スキンケア、バスグッズコーナーなどなどに興味が沸かなくなってしまった。
これを超えるものにはもう、めぐり合えないような気さえする。
熟成は、このような棒状で 通気のよい場所に休ませた。
19th October 2005
クレイの石けん
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EX virgin olive oil
クレイなど
* 石けんのレシピ絵本 p48 参考
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基本的にマルセイユ石けんで、少しばかりのクレイをマーブル状に混ぜ込んだレシピ。
カットした面に美しいマーブル模様が現れれば成功だ。
これからの季節を想像するに、いつまでも保湿性の高い石鹸ばかりをこしらえてもいられない。
手元にある未熟性の石鹸でさっぱり系と分類できるのは唯一、CAROTINO カラーが美しいサンシャインバーのみ。
汗ばむ季節を三ヶ月間としても、それ二本だけでは絶対に足りない。
それで洗髪も兼ねる夏向きの浴用石鹸として、クレイを混ぜた石鹸をこしらえることにした。
まだまだ石鹸素人でむやみやたらに冒険はできないが、
保湿を高めるために本を参考にして苛性ソーダの量を計算したり、はちみつやチョコなどを混ぜてみたり、
汚れ落ちよくさっぱりさせるためにオイルを選んだり、クレイを混ぜてみたり、
自分だけの逸品を完成させられるのが手作りのよいところだよね。
四月下旬に完成予定。
熟成は、このような棒状で通気のよい場所に休ませた。
7th April 2005